いま きっと にほんじん は
いそがしく やすみなく はたらきすぎて
ほんとう に たいせつなこと や もの を
わすれて しまっている 。
踏まれても 踏まれても
また まっすぐ 立ち上がる
コンクリート で 埋め立てられても
すきま から 生えてくる 草 花 たち
とり たちは コンクリートの 上でだって
じぶん たちの すみかを みつけて
生きる
動物 たちは 山が 削られて
した に 降りてきたら
にんげん に 殺される から
道路の すぐ わきの 林 に 隠れて
よる にんげん が 寝静まった ころに
たべもの を 探しに やってくる
かって に 生きすぎては いないか
にんげん さま よ
あなた たち わたし たち は
雲の うえの 神様 じゃあ ない
動物 や 植物 たち と
おなじ 大地に 生きている のだよ
よく に まみれた わたし たち は
とどまる ことを しらず
カガク や ケイザイ は
いのち を うばう
動物 や 植物 だけじゃ ないさ
もう ずっと むかし から
ナンノ 罪 も ない
優しい ひとたちの いのち を
うばい つづけている
じぶん の たいせつ な ひと を
たいせつ に できないで
だれ を たいせつ に できるの ?
それで へいわ と たやすく 口に する
あなた は りっぱ な 神様 なのですね
じぶん を じぶん の 命 を
たいせつ に 想う の なら
できる ことは たくさん あるよ
だって あなた は あなた ひとり
それだけで どれだけの ちから が
あることか
まずは その 両手 で できる ことを
すれば いい
わたし に だって できる こと
あると 信じて 少し ずつ 毎日
やってみる
やっと その すこし が かたち に なって
きたよ
この よろごび を 共有 したいんだ
だれ か 気付いた ひと から
わたし に その 両手 を 貸してほしい